Columnコラム
2016年10月26日
自社でWebサイトやブログをはじめようと思った時に必ず必要になるのがレンタルサーバーです。レンタルサーバーは、いくつもの企業がサービス提供していて、どれを選んでいいかなかなか判断できないもの。ここでは、レンタルサーバーを選ぶ上での基本的な考え方を紹介します。
レンタルサーバーを検討する際、一番初めに見ていただきたいのが月額利用料、初期費用です。レンタルサーバーは月額利用料が上がればそれだけハイスペックなものになる傾向がありますが、高いものを選べば選ぶだけ経済的に圧迫されます。あくまでもサーバーはインフラなので、負担にならない程度のものをまずはピックアップして、その中で検討を進めましょう。
一般的なHPであればそれほど高価なレンタルサーバーは必要ありません。月額500円〜1500円程度を予算として考えておけば十分です。
サーバーの容量は、いつも利用しているPCのハードディスク、SSDと同じ考え方で選べます。多ければ多いほど色々なファイル、例えば、写真や動画などをWebサイト上で使うことができます。
一般的なHPを1つ運営する程度でしたら、10〜50GB程度あれば大丈夫でしょう。ECサイトや大規模なメディアサイトを運営するのであれば、100GBは最低でも用意しておきたいところです。
サーバーの速度はサイトの表示速度に影響します。表示が遅いとユーザーが離脱する原因となってしまうので、少しでも早いサーバーを選ぶ方がベターです。検索エンジンも表示が早いサイトを評価する傾向にあるので、意外と大事です。
速度については一般公開はされていませんが、数多くの検証結果がネット上で見られますので、興味のある人は検索してみてください。弊社でもサーバー速度の検証結果をまとめた資料は用意しています。
個人・企業問わず、最近Webサイトを運営する上で利用されているのがWordPress。WordPressを利用してWebサイトやブログを運営しようとされているのであれば、WordPress対応かを確認しましょう。
WordPressを動かす条件は、PHPというプログラムが動くこと、MySQLというデータベースが利用できることが必須です。最近は「WordPress対応」と大抵のサーバー紹介文に書いてありますので、それを目印にしてください。
ドメインはサイトのURLの基本となる部分のことです。弊社のHPでいえば「whiteloop.co.jp」がドメインになります。
マルチドメインは、複数のWebサイトを運営しようとしている会社には必須になります。レンタルサーバーによって「50個」「無制限」などありますが、その数だけ複数のドメインのWebサイトを運営できるということになります。
自社HPを1つ管理できれば十分ということであれば、気にする必要はありません。
MySQL数もマルチドメイン数と同様、複数のWebサイトを運営しようとしている方向けの指標です。
例えば、WordPressでサイトを管理する場合、一つのMySQLで複数サイトを運営することもできますが、MySQLを別にして運用するのが一般的です。
複数WordPressサイトを運営したい場合はMySQLが複数使えることは必須です。
マルチドメインと同じように、自社HPを1つ管理できれば十分ということであれば、気にする必要はありません。
以上になります。自身でWebサイトやブログを運用しようと思った時に必要になってくるレンタルサーバー。主要な項目と押さえておきたいポイントを把握しておけば、だいぶ選択肢が絞れると思います。
ホワイトループでは数多くのWEBサイト制作・運用の実績をもとに、クライアントにとって最適なレンタルサーバーの選定をアドバイスさせていただいています。レンタルサーバーでお悩みの方はこちらよりお問い合わせ頂ければと思います。